大山山麓の落葉樹林内に多く自生しています。岩場や林の中で周囲に絡みつきながら成長します。近づくとキュウリのような香りがするので、ウリヅルとも呼ばれます。仲間のツルアジサイも同様に食用になります。梅雨期にはツルアジサイのような白い花を咲かせます。 ■イワガラミ（岩絡み）基本情報

別名	イワアジサイ、ウリヅル
分類	ユキノシタ科アジサイ属/落葉つる性植物
分布	北海道 本州 四国 九州
生育環境	日向～日陰
花期	６～７月
新芽収穫期	春（４～６月）

■イワガラミ（岩絡み）育て方 日向～日陰まであまり場所を選びませんが、地植えの場合は周囲に絡みつく物が必要です。葉を収穫するためには、棚仕立てが良いようです。梅雨時に咲く白い花も鑑賞できます。夏場の高温乾燥に注意しましょう。移植される場合は、元肥として土に腐葉土などをすき込んでおくと良いでしょう。鉢植えの場合は、鹿沼土に蝦夷砂、軽石、桐生砂のような石系の用土に腐葉土などを混合して水持ちよく、排水良く植え、春秋は日向で、日差しの強い夏は半日陰で管理すると良いでしょう。植え替えは数年に１回春に行います。挿し木で簡単に増やせます。

栽培難易度

易

　 ■ユイワガラミ（岩絡み）食べ方 ４～６月が旬で、開ききっていない若芽を摘み取ります。若葉は艶やかで柔らかいほどおいしく、茹でてさっと水にさらし、マヨネーズ、酢味噌、ゴマ和え、サラダにしてドレッシングをかけて食べます。尚、茹ですぎさらし過ぎは、特徴のキュウリに似た独特の爽やかな香りがなくなってしまうのでほどほどに。 　 ■お届けするイワガラミ（岩絡み）苗について

規格	山採りポット（9ｃｍ）苗
産地	鳥取県西伯郡伯耆町